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マルチ商法の上手な断り方3選!実践して関係を壊さなかった断り方を紹介!

マルチ商法の上手な断り方3選!実践して円満に終わった断り方を紹介!

こんにちは。

"事業家集団 環境"というマルチ商法まがいの勧誘を受け、入会した過去ありの凡人でございます。

入会したものの、商品は買わずのらりくらりと過ごし、勧誘した人との関係を悪化させることなく脱退しました。

(連絡とろうとすれば、いまでも繋がれると思います。)

こうした勧誘は、特に真面目に考えてしまう誠実な人ほど断りにくいものですよね。

勧誘してきた相手が友人であれば、なおさら断りづらい状況でしょう。

そこで今回は、私の実体験で「これは役に立ったなぁ」という断り方を3つご紹介します!

アニマル
勧誘されたけど、なるべく相手を傷つけずに断りたい
考える人
入会してしまったけど、温和に脱退したいな…

このように考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

マルチ商法に誘われたときに有効な断り方

マルチ商法の上手な断り方3選!実践して円満に終わった断り方を紹介!

それでは、私が実践してみて「これはいいな」と感じた断り方を3つ紹介していきます。

色んな勧誘パターンで使えるワザかと思いますので、ぜひ活用してみてください!

理論でなく"感情論"で断る

勧誘された場合、相手と理論で戦ってはいけません。

感情で逃げてください

感情で逃げるとは、次のような断り方です。

アニマル
んー…なんか興味がわかないんですよね
アニマル
モチベーション上がらないんですよね

「なんで?」とか「何か問題があるの?」とか聞かれたとしても、

アニマル
いやー、なんか興味でないんですよね

とごまかしてみてください。

これには、2つ理由があります。

ひとつは、理論でぶつかってしまうと、どちらかは確実に傷ついてしまうからです。

マルチ商法がいかに儲からないのかを語り、相手を論破することは可能かもしれません。

ただ、理論でぶつかる場合、どうしても相手を否定することになってしまうので、その後の関係が悪くなってしまいます。

もし勧誘してきた人が友人で、今後も関係を継続したいのであれば衝突はできる限り回避したいですよね。

もうひとつが、勧誘してきた相手がエリート勧誘マンだった場合、相手のペースに飲まれてしまうことがあるからです。

エリート勧誘マンは口上手で断れ慣れしているため、あなたが理論で勝負したとしても、うまく誘導されて負ける可能性があります。

そのため、理論的ではなく感情的に断ることが大事になってきます。

相手の勧誘に対して感情論で押し通せば、「あ、こいつは話通じないからダメだ」と諦めてくれます。

「予定確認します!」など、その場で結論を出さない

気の弱い人だと、対面ではNOと言えない人は多いです。

私も、面と向かって「嫌です!」と断れるほどメンタルは強くありません。

なので、その場では決断せずに、

考える人
一回考えてもいいですか?

と後日連絡をする体で帰ってください。

怪しげなセミナーへのお誘いも同様です。

考える人
予定確認してから連絡します!

と話を持ち越してしまいましょう。

対面だと上手に断れない人でも、文面なら冷静に文章を考える時間もありますし、精神的にも楽です。

その場ではっきり"YES"or"NO"で答えるのではなく、一度帰宅してからお断りの連絡をしましょう。

また、勧誘する人の中には、

経営者
チャンスの女神は一度しか微笑みませんよ?
美女
いまこの瞬間を逃したら絶対後悔しますよ!

と不安を煽って契約させようとする人もいます。

ただ、こうした煽りに流されて契約した結果、「良かった」と感じたことは一度もありません。(実体験)

こうした勧誘をされても、その場で決断するのはやめましょう。

「他にやりたいことがある」と断る

前向きな理由で断ることも、有効な断り方のひとつです。

何故なら、勧誘する人は相手が抱える不満を利用して金儲けしようと考えるからです。

こちらの記事でも紹介しましたが、マルチ商法は"社会的弱者"をターゲットにしています。

『完全教祖マニュアル』から読み解くマルチ商法ビジネス
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この記事では、『完全教祖マニュアル』という書籍の内容から、マルチ商法に何故ハマってしまうのかについて考察していきたいと思います。 私自身、マルチ商法まがいの集団に勧誘されて一時的に入会してしまったとき ...

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相手に自分の悩みをさらしてしまえば、たちまちその弱みにつけこまれてしまいます。

では、どうするか。

勧誘する人はネガティブな感情を利用しようとするので、ポジティブな感情を見せることが効果的です。

前向きな断り方とは、例えば次のような感じです。

アニマル
いまの仕事が楽しくて、そっちでチャレンジしていきたいんです
考える人
他にやりたいことが見つかりました

ポイントは「マルチ商法なんかやらなくても充実している」とアピールする点です。

実際には自分の現状にポジティブな感情を抱いていないにしても、こうして話すことによって相手に勧誘される弱みを与えないことが大事です。

最近では、相手に寄り添う・否定しないやり方で信頼関係を気づいた後、勧誘活動をするといったケースもみられますので、その場合にもこちらの断り方は有効です。

マルチ商法をやるデメリットをしっかり把握しよう

マルチ商法の上手な断り方3選!実践して円満に終わった断り方を紹介!

ここで、マルチ商法を始めることのデメリットもきちんと把握しておく必要があると思いますので、合わせて紹介していきます。

いままでの人間関係が破綻する

マルチ商法は多くの人に売った分だけ、利益を生み出します。

ただ、マルチ商法で稼げる人は本当に少数で、ほとんどの人は稼げません。

そして、稼げないことで余裕がなくなり、矛先は家族や友人にも向かいます

手当たり次第に友人に連絡して勧誘したり、家族を巻き込んだり…。

こうして、自分の周りから徐々に人が離れていきます。

金に目が眩んで友人を勧誘し続けた人間の末路など、想像にたやすいでしょう。

多額の負債を抱える可能性がある

先ほど、マルチ商法で稼げる人はごく少数という話をしました。

そして、稼げない大勢の中には多くの負債を抱えるケースもみられます。

「これで稼げる!」と思い借金をして商品を購入するも、結果的に売れ残りの商品と借金だけが残ってしまった場合です。

また、勧誘するにもお金がかかる場合があります。

友人や家族を勧誘し終えると、次は新しく人間関係を開拓しようと動き出します。

街で声をかけたり、SNSで呼びかけてみたり…

こうした勧誘活動も、相手との食事代やそこに行くまでの交通費でお金を使っていきます。

そして、勧誘活動のためにまた借金をする…という悪循環を生み出してしまいます。

「人脈=お金」としか考えられなくなる

新しい人間関係が構築できたとしても、それは単に"勧誘するための人脈"でしかありません。

声かけやSNSで交友関係が広がったとしても、"勧誘に応じてくれるか否か"というものさしでしか判断できません。

これってめちゃくちゃ悲しくないですか?

本来、友人を持つことによる心の余裕とか、楽しさとか、そういった部分が抜け落ちてしまうんですよね。

私が以前所属していた集団でも、「人脈!人脈!」と鼻の穴を膨らませて語る人がいましたが、見てて少し悲しくなりました。

マルチ商法に手を出すと、人に対する心のあり方といった人間観も危うくなる可能性があるんです。

まとめ

マルチ商法だとわかっていても、断るのは勇気がいるもの。

今回の記事を通して、より多くの人が"断る勇気"を持っていただければなと思います。

ちなみに、私が勧誘されたときはどのような状況だったのかは、下記の記事で紹介しています。

事業家集団 環境(チーム)に勧誘されてから入会するまでの体験談
【体験談】事業家集団 環境に勧誘されたのでその手口を語ります

よわあなたは、事業家集団 環境という団体をご存知でしょうか? ネットで検索すると、いわゆる「悪徳ビジネス」「カルト集団」などといったワードで知られる団体の名前です。 実は私も以前、この団体に知らず知ら ...

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お時間のある方は、こちらの記事も参考にしてください。

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